【TCXとは】IMAX・ドルビーシネマとの違いと感想!

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TOHOシネマズ六本木でTCXを体験してきました!

『アド・アストラ』と『6アンダーグラウンド』という作品のジャパンプレミアに参加した際、上映会場がTOHOシネマズ六本木のTCXスクリーンでした^^

期せずして2回もTCXを体験していたわけですが、その2回の体験を基に本記事ではTCXの特徴やIMAXやドルビーシネマとの違いを書いていきたいと思います!

・【TCX】の特徴が知りたい方。
・【TCX】と他の上映方式との違いが知りたい方。
・どんな時に【TCX】で見ればいいか知りたい方。
はぜひ読んで見てください!


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TCXについて!

独自規格ラージスクリーン「TCX」
左右の壁からいっぱいに拡大されたスクリーン。床・壁・天井、そしてシートのカラーをダーク系に統一することでスクリーン以外の光の反射を軽減。
迫力ある映像に没入できる映画鑑賞を提供致します。

テレビの大型化に伴い、家庭においてより手軽に大画面で映画を楽しめるようになりました。
そのような時代においてもTOHOシネマズでは、家庭では決して観ることのできない大スクリーンで臨場感あふれる映像を体験していただくために、独自規格ラージスクリーン「TCX」を誕生させました。

https://www.tohotheater.jp/service/tcx_dolbyatmos/

TCXの特徴
・同規模座席数のスクリーンと比べて、画面サイズが120%アップ!
・床、壁、座席をダークカラーに統一。光の反射を軽減。
・壁一面の大型スクリーン。
その他にもドルビーアトモスに対応していることも特徴として挙げられています。

 動画での説明!

 値段について!

【TCX】の追加料金はありません!通常料金で鑑賞できます!

ただドルビーアトモスとセットになっている劇場がほとんどなので、ドルビーアトモス対応作品の場合は追加料金が『200円』かかります。

追加料金が発生しても200円なのはありがたい♪

最近は追加料金がえげつない鑑賞方法もありますからね…(笑)

CHECK!【映画の楽しみ方!】15種類の上映方式を解説!

 【参考】他の上映方式の料金

上映方式料金
IMAX+400円~700円
IMAX3D+800円~1,100円
ドルビーシネマ+500円~600円
ドルビーシネマ3D+600円~1,000円
4DX+1,000円~1,100円
MX4D+1,000円 or 1,200円
4DX with ScreenX+1,500円
ScreenX+500円 or 700円
ドルビーアトモス+200円
極上音響追加料金なし
BESTIA+200円
LIVE ZOUND追加料金なし
TCX追加料金なし
ULTIRA追加料金なし
T-LEX追加料金なし
odessa cinema追加料金なし
SAION追加料金なし
FLEXSOUND+200円
応援上映追加料金なし

※同じ上映方式でも劇場によって、差があるので参考程度にお願いします!詳しくは各劇場の料金をお調べください。

※上映方式名をクリックすると、上映方式のレポート記事に飛ぶようになっています!
※2020年2月時点の情報になります。

open title=”色々な上映方式の値段”]

上映方式料金
IMAX+400円~700円
IMAX3D+800円~1,100円
ドルビーシネマ+500円~600円
ドルビーシネマ3D+600円~1,000円
4DX+1,000円~1,100円
MX4D+1,000円 or 1,200円
4DX with ScreenX+1,500円
ScreenX+500円 or 700円
ドルビーアトモス+200円
極上音響追加料金なし
BESTIA+200円
LIVE ZOUND追加料金なし
TCX追加料金なし
ULTIRA追加料金なし
T-LEX追加料金なし
odessa cinema追加料金なし
SAION追加料金なし
FLEXSOUND+200円

※同じ上映方式でも劇場によって、差があるので参考程度にお願いします!詳しくは各劇場の料金をお調べください。
※上映方式名をクリックすると、上映方式のレポート記事に飛ぶようになっています!
※2020年2月時点の情報になります。

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TCXの感想:スクリーンについて!

 大きさについて!

大きさがウリのTCX。

TCXが導入されている劇場と各スクリーンのサイズをまとめてみました!

【導入劇場】【スクリーンサイズ】
日比谷(東京)19.8×8.3m(スクリーン1)
16.5×6.9m(スクリーン5)
新宿(東京)19.2×8.0m
六本木ヒルズ(東京)20.2×8.4m
日本橋(東京)18.7×7.9m(スクリーン7)
16.0×6.7m(スクリーン8)
池袋(東京)14.4×6.0m(スクリーン6)
14.4×6.0m(スクリーン10)
仙台(宮城)15.0×6.3m
ららぽーと富士見(埼玉)18.7×7.8m
ららぽーと船橋(千葉)18.8×10.1m
(千葉)16.1×7.0m
市原(千葉)18.5×8.35m
赤池(愛知)16.9×7.2m
梅田(大阪)15.0×6.3m
くずはモール(大阪)20.0×8.4m
アミュプラザおおいた(大分)15.0×6.2m
熊本サクラマチ(熊本)18.0×7.5m

こうやって見ると劇場によって、大きさにバラツキが…

ボクが鑑賞したTOHOシネマズ六本木【20.2×8.4m】1番サイズが大きくなっています。

前方の席からの見え方は写真のような感じです!

スクリーンの大きさが伝わりますでしょうか?


逆に1番小さいのは意外とTOHOシネマズ池袋【14.4m×6.0m】

あくまで同規模の座席数のスクリーンよりも120%拡大した状態で見れるということなので、劇場自体の大きさに左右されるみたいですね。

1番大きい六本木ですが、これより大きいサイズのスクリーンで思いつくのは

・IMAXレーザー/GTテクノロジー
(グラウンドシネマサンシャイン、エキスポシティ大阪)
25.8×18.9m

・オーシャン・スクリーン
(ユナイテッド・シネマ/ららぽーと豊洲)
22.6×9.3m
くらいかな…

その他のIMAXシアターはサイズが公表されていないので、なんとも言えません。

個人的な感覚ですが、ユナイテッドシネマ豊島園や109シネマズ川崎のIMAXはかなり大きかった記憶がありますが、TOHOシネマズ六本木も同じくらいの大きさな気はします!

巨大なIMAXと比べても遜色はないので、TOHOシネマズ六本木くらいの大きさなら、迫力を求めているときに見に行っても良いと思います♪

現にボクが見た『アド・アストラ』の冒頭シーンや『6アンダーグラウンド』のアクションシーンの迫力は物凄かったです!

逆に日本橋店のスクリーン8(16×6.7m)の大きさだと、スクリーンの大きさ・迫力を求めていくとちょっと物足りないかもしれませんね…。

これと同等またはより大きいスクリーンは首都圏なら割とあるので…

CHECK!【厳選!】巨大スクリーンのある大きい映画館をまとめてみました!【都道府県別】

 画質・明るさ・シアター内の暗さについて

画質については「すごい綺麗!」とは感じませんでしたが、十分だったと思います!

6アンダーグラウンドの陰影のあるシーンでは

『ドルビーシネマなら暗いシーンでも、もっとくっきり見える気がする…』

など思いました。

画面の明るさもIMAXレーザーやドルビーシネマのほうが明るいと思います!

また床・壁・天井をダークなカラーに統一することでスクリーンの光の反射を軽減させるという特徴。

これはドルビーシネマでも行われている取り組みですが、これもドルビーシネマのほうが圧倒的にシアター内は暗くなると思います。

六本木のシアターで言うとプレミアの席は黒で統一していなかったり、オーディオが露出している分、反射が発生してしまっているのかなと思います。

ドルビーシネマは席は真っ黒。オーディオも壁面内に収めているので反射がありません。

こう書くとイマイチな印象を持つかと思いますが、巨大なスクリーンで迫力のある映像を楽しめることのほうに意識がいくので、画質のクオリティについてはそこまで気にはなりませんでした^^

画質のクオリティを求めて見に行くならドルビーシネマやIMAXレーザーあたりを見に行った方が満足度は高いかと…!

CHECK!【ドルビーシネマとは】IMAXを越えた4つの違いと感想!

CHECK!【IMAXとは?】IMAX・IMAXレーザー・IMAXレーザー/GTテクノロジー それぞれの違い!


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TCXの感想:音響について!

 ドルビーアトモス採用!

ドルビーアトモスイメージ
ドルビーアトモス サウンドイメージ

「ドルビーアトモス」は映画サウンドにより自然で、リアルな音場を作り出すことで、間隔を刺激する生き生きとした映画体験を提供し、観客をストーリーに引き込みます。
映画館内のどの位置にでも音を精密に定位または移動させて、よりリアルに、より大きなインパクトを伝えることが可能になるため、観客はまるで映画の一場面に居るかのような感覚に陥ります。

https://www.tohotheater.jp/service/tcx_dolbyatmos/

ドルビーアトモスとは最大64chのスピーカー音響。

天井にも多くのスピーカーを配置することで、3次元空間を独立した動きのあるサウンドを表現することが可能です!

ちなみにIMAXレーザーは12.1chとなっているため、音の来る方向の数の違いが数字として理解できます。

【ドルビーアトモス対応】
日比谷(東京)カスタムオーダーメイド(スクリーン1)
VIVEオーディオ(スクリーン5)
新宿(東京)VIVEオーディオ
六本木ヒルズ(東京)VIVEオーディオ
日本橋(東京) 
池袋(東京)カスタムオーダーメイド(スクリーン6)
カスタムオーダーメイド(スクリーン10)
仙台(宮城) VIVEオーディオ
ららぽーと富士見(埼玉)VIVEオーディオ
ららぽーと船橋(千葉) 
(千葉)VIVEオーディオ
赤池(愛知)VIVEオーディオ
梅田(大阪) 
くずはモール(大阪) 
アミュプラザおおいた(大分)VIVEオーディオ

市原と熊本サクラマチ以外のTCXスクリーンには「ドルビーアトモス」が採用になっています!

このドルビーアトモスこそがTCXの長所大事な要素だと思っています!

なので、ドルビーアトモスが使われていない場所だとTCXをあえて選ぶ理由はないかな…

初めてのTCXを体験した「アド・アストラ」では、まずスクリーンの大きさに驚きましたが、映画が始まって音響の凄さに驚きました!

音響の凄さは「6アンダーグラウンド」鑑賞時にも感じ、その時初めてシアター内のスピーカーを見て

「VIVEオーディオ使ったドルビーアトモスだ」

と認識をしました。

VIVEオーディオ

VIVEオーディオとは縦にドライバーが連なったスピーカーで、どの位置にでも均等に音を届けることができる特徴を持っています♪


前知識なく鑑賞してもその音響の良さに意識が行ってしまうVIVEオーディオを使ったドルビーアトモス。

シネマサンシャインさんのオリジナル上映規格【BESTIA】の記事でも書きましたが、「ただのドルビーアトモス」「VIVEオーディオを使ったドルビーアトモス」はサラウンド感や音の距離感の感じ方にかなりの違いを感じるほどの差があるとボクは思っています!

ドルビーアトモスだけでもハイクオリティな音響設備ですが、中でもVIVEオーディオを使ったドルビーアトモスが体験できるシアターなら体験する価値はあると思います!

その他にもそのTOHOシネマズ池袋などの劇場に合わせた音響設備を導入するとこも増えてきてますね♪

CHECK!【BESTIAとは】IMAX・ドルビーシネマとの違いと感想

CHECK!【TOHOシネマズ池袋】轟音上映の感想!爆音上映との違いは?

TCXの口コミ!

TCXまとめ:ドルビーアトモスを巨大なスクリーンで体験したいならアリ!

上の画像がボクの思うTCXを選ぶ基準を表してくれています!

【良い音響】かつ【大迫力の大きいスクリーンで】見たい時
大きいスクリーンだけでもダメですし、良い音響だけでもダメなんです。

「大画面で迫力のある映像を見たい」という気持ちが第1の優先事項なら
IMAXレーザー
・IMAX/GTテクノロジー
 
で見ればいいと思います!

IMAXならTCXと同等もしくはTCX以上の大きさのスクリーンでTCX以上の画質・明るさで映画を見れると思います!

IMAXカメラで撮られて、画角が広い作品は言わずもがなIMAX!

ただIMAXのスクリーンも劇場によって結構な大きさの差があるので、一概には言えないとこはあります。

サイズを公表していないので、実際に体験しないと大きさがわからないんですよね。

都内・首都圏の方で迫力が欲しい!って方は、グランドシネマサンシャインに行けばとりあえず大丈夫なんですが…。。

・とにかく高画質で見たい
・光の反射のない環境で見たい
という気持ちが優先事項に挙がるなら、それはドルビーシネマでみるのが良いと思います!

大きさこそ及びませんが、映像のクオリティならドルビーシネマが1番だと思います!

丸の内ピカデリーに出来たドルビーシネマは比較的スクリーンも大きいですし♪

数ある上映方式の中からTCXを選ぶ時にまず考えることは、スクリーンのことではありません。
音響設備です!

現状ボクが思う1番の音響設備は、TCXやBESTIAで使われている

「VIVEオーディオを使ったドルビーアトモス」

です!

この「VIVEオーディオを使ったドルビーアトモス」のBESTIAとTCXを差別化するポイントとして、やっと「スクリーンの大きさ」という要素が必要になってきます!

BESTIAは音響は良いけど、映像の迫力に欠ける。(TCXよりクオリティは高いとは思います。)

でもTCXなら「良い音響」かつ「迫力のある環境」で映画をみれる!

この2つが両立できる鑑賞条件はTCXだけかなと!

 表でまとめ!

 

 音響映像の大きさ映像のクオリティ
TCX3 or 4
IMAX
レーザー
ドルビー
シネマ
4 or 5
BESTIA

※各項目5点満点

表にまとめるとこんな感じです!

ボクの中ではもうちょっと細かい場合分けがあるのですが、ここでは割愛し、わかりやすくするため、上記のようにまとめました

なのでTCXを選ぶ際は『映画鑑賞における音響の比重がどの程度なのか』がまず最初の判断基準!

その上で

・迫力を求めるならTCX
・映像のクオリティを求めるならドルビーシネマ・またはBESTIA

その結果TCXを選んだのなら「VIVEオーディオを使ったドルビーアトモス」が体感できるTCXシアターに行くのをオススメします!

あとはお値段と相談!

個人的な意見としてTOHOシネマズ六本木のクオリティなら
・ドルビーシネマ
・IMAX
・TCX
の三つ巴になるくらい良かったです!
ちょっと丸の内ピカデリーのドルビーシネマがリードかな…(笑)

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