2020年7月にオープンになったTOHOシネマズ池袋で注目の上映方式に「轟音上映」というものがあります!
日本初の設備のようでチェックしないわけにはいかず、行ってきました!
鑑賞作品も「IMAX」と「爆音上映」で鑑賞したことのある「グレイテスト・ショーマン」を選びましたので、それぞれの体験を基に「轟音上映」がどんなものなのか記事にしていきたいと思います♪
・轟音上映が気になっている方。
・爆音上映と何が違うの?
なんて思っている方は、ぜひ読んでいってください♪
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Contents(目次)
轟音上映とは?
音の体感・迫力あるサウンドを意識したシアター。アイソバリック方式を採用したサブウーハーを日本で初めて劇場に導入。
https://www.tohotheater.jp/theater/084/institution.html
アイソバリック方式はスピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで、通常のサブウーハーの1.5倍~2倍のパワーを発揮します。他の劇場では体験できない、空気を震わせる体感型サウンド・シアターを実現します。
日本で初めてアイソバリック方式なるものを採用したサブウーハーを導入されたスクリーン。
LINN社が考案した特許技術のようで「低音再生拡張効果をもたらす」そうです!
これによって最低域においても圧倒的なパワーが得られるそう…!
普段はライブでしか使われないとのことで、期待が上がります♪
※参考:LINN、「アイソバリック方式」の音響技術を採用したスピーカー「MAJIK ISOBARIK」を発売
またお値段は据え置きなのも嬉しいですね!
スクリーン
スクリーンサイズは9.9m×4.1mと普通のサイズ。
大画面で見たい人には物足りないかな…。
\大きいスクリーンで見られる映画館が知りたい方/
CHECK!【厳選!】巨大スクリーンのある大きい映画館をまとめてみました!【都道府県別】
座席・オススメの座席
今回鑑賞したのは「F列の真ん中」
視界にちょうどスクリーンが収まる見え方でよかったと思います!

オススメとしまして、上の赤枠の画像の範囲が良いかなと思います。
F列から鑑賞したときに、ちょっと窮屈感を感じたので
もう少し後ろの列だと全体を把握しやすく見やすい
かなと感じました。
個人的な好みなので、F列からの見え方を参考に席選びをしてみてください^^
轟音上映の感想!
ウーハーが響く響く…!
とにかくウーハーの響きが凄かったです…!
オープニングのドン!ドン!という足踏みなんかは、背もたれが震えるほどの響きがありました…!
『これが日本初のアイソバリック方式の力とやらか…!』
背もたれが震えるなんて4DXでしか体験したことないので、テンション上がりました♪
この低音の響きは凄かったですね…!
音を聴覚だけでなく、触覚としても感じることが出来ます(笑)
音もクリアに聞こえて、グレイテスト・ショーマンの楽曲をしっかり、じっくり聞くことが出来ました!
全体としては物足りない…

ウーハーが響くシーンは確かに凄いのですが、普通のシーンはIMAXよりちょっと大きめ程度の印象。
※IMAXと同等、それより大きい時点で十分凄いです(笑)
爆音映画祭での鑑賞時はオープニングの「オォーオォーオオオー!」の雄叫びでお腹まで響いてくるほどの音量に「こんな音量で2時間も心臓もつかな…」と心配したほどでした。
轟音上映ではオープニングの雄叫びは許容できる程度の雄叫び…
足踏みなどの低音が響くとこは確かに凄い!
ここはIMAXより全然凄いです!
凄いのですが、歌唱シーンは割と普通…。。
オープニングで圧倒された爆音と比べると物足りなさを感じてしましました。
その他の歌唱シーンも
『IMAXでもこのくらいの音量出てなかったかな…?』
と思うことは何回かありました。
『轟音』という言葉から想像するほどのインパクトはなかったです。
逆を言えば「聴きやすさ」はあったかなと!
轟音上映は綺麗に聞こえる範囲で音を最大化した印象!
※爆音が汚いというわけではありませんよ!
迫力と聞きやすさのバランスは良いと思いますが、ボクは轟音に大迫力の音の力を求めていたので、そこで求めているものとのズレが生じてしまった所があったと思います…!
響きと余韻
爆音映画祭のほうが優れていた点として、「響きがあり、楽曲が終わった後の余韻が凄かった」こと。
爆音の感想記事でも触れたのですが、爆音のグレイテスト・ショーマンは本当に圧倒される音量でした。
なので、「音の大きさ」が注目されがち。
ただボクが1番感動したのは、大音量のあとに訪れる「静寂と余韻」でした。
大迫力の歌が終わった後の静寂。
そこに訪れる音の残響が、圧倒され放心状態気味の体に優しく入ってくる。
その余韻がめちゃくちゃ気持ちよかったんですよね。
爆音上映の際、大音量の音を楽しみに行ったのに、気付かされたのは映画における「静寂」の楽しみ方。その体験には本当に感動しました。
特に「Rewrite the stars」が歌い終わった後の余韻は凄かった…。
圧倒的でした…!
ボクが爆音映画祭に参加したときは初日かなにかで、音の調整をされた「樋口泰人」さんが上映前に挨拶に来てくれました。
その挨拶の中で「響き」に拘ったと発言をされていました。
もしかしたらあの時だけのチューニングだったのかもしれませんし、建物の構造問題などもかかわってくるのかもしれませんが、爆音の「余韻と静寂」の感動を越えることはできなかったのが正直なところです。
CHECK!【爆音上映がオススメ!】極上音響・爆音映画祭とは?体感した感想!
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Twitterでの反応!
TOHOシネマズ池袋、スクリーン2『もののけ姫』轟音上映。
— papiko (@papiko5656) July 4, 2020
いやこれは思ったより激しいw 最初のジブリロゴの太鼓ドーン!でビビりました。第一印象としてはboidさんの爆音上映に近い。中高低まんべんなく音圧高めに攻めてきます。そのためセリフがやや突き刺さる感じも。他作品も体験してみたいですね。 pic.twitter.com/HrS4XR2ltw
TOHOシネマズ池袋『グレイテスト・ショーマン』轟音上映。
— papiko (@papiko5656) July 4, 2020
うわー!予想以上に良かったですー!冒頭の足踏みから重低音にノックアウト。これはもう祝祭、豪華なサウンドショーですよ。圧は強くともセリフにトゲは無くサラウンドは打ち消されずで、音は広がり大満足。映写も明るく鮮明!オススメです! pic.twitter.com/imeR019b1C
TOHOシネマズ池袋『ボヘミアン・ラプソディ』轟音上映。
— papiko (@papiko5656) July 4, 2020
ほぼ最前列のB-7で鑑賞。やや見上げるも映像に破綻無し。音感はライブハウスのスピーカー前に居る感じでバスドラとベースがおんおん攻めてきますね。ライブエイドでは少し盛り過ぎ感はあるもののやはり迫力有り。意外に屋内ライブが絶品でした。 pic.twitter.com/MR4XnkTo2Z
轟音上映が気になり過ぎて、もののけ姫2回目観てきた!
— アクア (@zelda_aqua) July 5, 2020
オープニングでもののけ姫のタイトルと共にアシタカせっ記のサビが流れる瞬間はすごく迫力があって轟音すげぇぇってなったけど、すぐ耳慣れちゃって別に轟音じゃなくてもよかったかも…?笑 pic.twitter.com/78G7Y6v80e
『ボヘミアン・ラプソディ』轟音上映、結論から言えば耳は全然ヘーキでしたw
— QUJA クージャ(お面職人) (@Love_QUEEN_7836) July 5, 2020
低音が内臓にズシンと来るあの感じが味わえるけど、も少しあっても良かったのかな…と。音のバランスを考えると無理?
ライブシーンが顕著で、Fat Bottomed Girlsでベースのスライドが1番キた(超個人調べ)
TOHOシネマズ池袋について

轟音上映以外にもTOHOシネマズ池袋ならではの上映方式が用意されています!
それについても触れていきたいと思います!
CHECK!【タイプ別】オススメの映画館/映画上映方式を紹介!
「プレミアムサウンド(スクリーン6)」
日比谷のメインシアターのコンセプトである「コンサートホール」のようなプレミアムサウンドの音響監修を行った“株式会社イースタンサウンドファクトリー”が、当劇場用に監修しました。
https://www.tohotheater.jp/theater/084/institution.html
高解像で音の再現が可能な「カスタム4wayハイコアキシャル」と、ステージスピーカーとの一体感を突き詰めた「3wayコアキシャル」サラウンドを組み合わせることで、高域から低域まで繊細な音響体験が可能に。
これらの音響設備により最上級の鑑賞環境を提供いたします。
「プレミアムサウンド(スクリーン10)」
立体音響システム“Dolby Atmos®”を日本で初めてカスタムスピーカーで導入。
スピーカー毎に自在に音を配置、移動できるDolby Atmos®の魅力を最大限発揮できるように、天井を含めたサラウンドスピーカーに指向性の高いハイパワーコアキシャルを採用。ステージスピーカーは6番同様「カスタム4wayハイコアキシャル」を採用し、プレミアムサウンドはそのままに、音がスクリーン内を縦横無尽に動き回る極上の鑑賞環境を提供いたします。
※Dolby Atmos®はドルビーラボラトリーズライセンシングコーポレイションの登録商標です。
https://www.tohotheater.jp/theater/084/institution.html
TCXやドルビーアトモス自体は新しい技術ではありませんが、TOHOシネマズ池袋用のカスタマイズがされているみたいですね。
これも機会があったら体験してみたいです♪
TCXについては別の記事で紹介していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください^^
CHECK!【TCXとは】IMAX・ドルビーシネマとの違いと感想!
爆音上映のほうがオススメ!

「日本初」「轟音」という単語に惹かれ鑑賞してみましたが、爆音の衝撃・感動を越えることはありませんでした…。
もちろん普通の上映よりは大音量ですし、ウーハーの響く低音は震えるほどの迫力はあります。このウーハーの力はIMAXよりもあると思います!
ただ個人的にはもっと音に圧倒されることを期待していたので、聞きやすさと迫力のバランスの良さは感じても物足りなさがどうしても…。。
爆音映画祭は数か月に1度、定期的に開催されていますので、もし轟音上映で感動した人は爆音映画祭の参加も検討してみてください♪
違った体験ができると思います!
また今回は爆音映画祭での体験を「爆音上映」の感想として書いています。
シネマシティ立川さんでやっている「極上爆音」等とは、また違った体験になるのかと思います。
音の問題は同じシステムを使っていたとしても、映画館の作りなどで聴こえ方、響き方が変わってくるという意見を聞きます。
なので、この記事で一概に爆音と轟音の優劣を決めることには抵抗はあります
が!あくまでボクが「同じ作品」を見て比較した所見では「爆音」のほうが良かったと思っています。
ただ轟音上映は通常上映と値段が変わらないので、「いつもと違った環境で見たい!」など思っている人は体験してみると良いと思います!
通常上映よりも迫力があることは間違いありませんし、低音の響きは本当に凄いですよ…(笑)
ぜひ1つの「参考」にしてみてください!
当ブログでは色々な上映方式で見比べた感想記事を書いているので、興味のある方はぜひ読んでいってください♪
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